NHKニュース おはよう日本 （ニュース）
立憲民主党の代表選挙で選出された野田新代表はきょう幹事長など党執行部の骨格となる人事を決めることにしている。自民党総裁選挙のあと早期に衆議院が解散される可能性もあると見て、執行部の体制を整え、選挙の準備を急ぐことにしている。4人が立候補した立憲民主党の代表選挙はきのう投開票が行われ、上位2人による決選投票の結果、野田元総理大臣が新しい代表に選出された。そして党運営の要の幹事長など執行部の骨格となる人事について、きょう午前に検討を本格化させ、午後の両院議員総会を経て決めることにしている。野田氏は中堅の起用に意欲を示していて、こうした意向がどこまで反映されるかが焦点となる。一方、野田氏は昨夜、東京都内のホテルでみずからに近い議員と会談し、自民党の総裁選挙などの政治情勢や今後の党運営などについて意見を交わしたものと見られる。今週27日に投開票が行われる自民党総裁選挙のあと早期に衆議院が解散される可能性もあると見て、執行部の体制を整え、小選挙区の候補者のさらなる擁立や公約作りなど選挙の準備を急ぐことにしている。