皇室アルバム (皇室アルバム)
4月9日、天皇陛下は明治神宮においでになった。明治天皇の后・昭憲皇太后の没後、今年で110年になるのにあたってのご参拝。続いて皇后様がご参拝。昭憲皇太后は病気や災害で苦しむ人々に心を寄せて赤十字の活動を支援した。昭憲皇太后基金は現在も国際支援に使われている。その後、上皇ご夫妻がおいでになった。公の場にお出ましになるのは約5ヶ月ぶり。午後には秋篠宮ご夫妻も参拝されている。次の日、愛子さまが明治神宮へおいでになった。明治神宮を参拝されるのは初めて。昭憲皇太后とゆかりの深い日本赤十字社に4月から嘱託職員としてお勤め。
4月6日には昭憲皇太后のドレスをテーマにしたシンポジウムが行われ、秋篠宮妃紀子さまが出席された。女性皇族として初めて洋装を取り入れた昭憲皇太后。大礼服を所蔵する大聖寺の文化・護友会名誉総裁をお務めの紀子さま。研究者たちの説明を熱心に聞き「多くの人の努力で大礼服の研究が広がっていることを嬉しく思う」と話された。
3月15日、天皇皇后両陛下は厚生労働大臣表彰の医療功労者とお会いになった。今回は豪雪地帯や被災地で地域医療を支えてきた医療従事者など10人が受賞した。1人1人に声をかけられ労われた。
3月7日、秋篠宮ご夫妻は明治記念館で行われた日本学術振興会賞と日本学士院学術奨励賞の授賞式へおいでになった。今年は言語学・物理化学などの分野で優れた業績をあげた25人が日本学術振興会賞を受賞。特に優れた6人には日本学士院学術奨励賞が送られた。お言葉を述べられた秋篠宮さま。
3月29日、常陸宮ご夫妻は科学技術館で開かれた全日本学生児童発明くふう展の授賞式に参加された。常陸宮さまは発明協会の総裁をお務め。会場では受賞した生徒から作品の説明をお聞きになった。
4月14日、愛子さまは宮内庁楽部え行われた春季雅楽演奏会へおいでになった。管弦と舞楽が披露された。お一人で鑑賞されるのは初めての愛子さま。担当者の説明に耳を傾け「とても楽しみました」と話されたという。