news zero (スポーツニュース)
箱根駅伝の優勝候補、中央大学。前回大会は往路2位。今年は優勝に向けて練習改革を行ったという。前回大会では吉居が1区区間賞の走りをみせ、後続も続き4区まで首位をキープ。しかしその後抜かされ、総合順位は5位に。中央大学は歴代最多優勝14回を誇るが、最後に優勝したのは1996年。名門復活へ、今年は夏合宿に大きな変化が。キャプテン吉居の進言で取り組んだのが、走り込みによるスタミナ強化だ。去年より一人あたり150キロ、フルマラソン3.5回分多く走り込んだ。これまで夏合宿期間はトラック練習を重点的に行いスピードを強化してきたが、今年は例年より1カ月早く箱根駅伝対策を開始した。箱根駅伝への思いは普段の練習にもあらわれていて、取材の日は合計10キロ走り込んでいた。さらに練習後には吉居・溜池・本間の3人が追加で5周走っていた。スピードとスタミナがアップした中央大学。先月の全日本大学駅伝では20年ぶりに2位フィニッシュ。監督は「なんとしてでも優勝を成し遂げさせたい」と、吉居は「優勝したい」とコメントした。
