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今日のテーマは、簡単? 外国人が日本で免許取得。外国籍ドライバーによる事故は年々増加しており、5年前に5441件だったのが去年は7286件となっている。外国人が日本で運転するには4つ方法があり、1つ目は外国で免許があれば日本語の翻訳文があれば運転できる。ただしスイス、ドイツなど免許制度が日本と同水準の6つの国と地域に限られる。2つ目は国際運転免許証で、1年間有効でジュネーブ条約に加盟する100以上の国や地域に限られる。1、2に該当しない国の場合は、通常の試験により日本の免許を取得するほか、外国免許切替がある。外国免許切替とは自国の免許を持っており3か月以上滞在している場合、日本の免許に切り替えられるというもの。外国免許切替にはメリットがあり、国際運転免許証の取得がスムーズになるという。警察庁によると外国免許切替で日本の免許に切り替えた人はおととし約6万人で過去10年で最多となっていて、要因として外国人労働者が増えたことや運転手の求人が増えていることなどがある。切替が一番多いのはベトナムで約1万6000人、次が中国で約1万1000人、次いでアメリカが約4200人となっている。小野寺政調会長は運転免許試験場を訪れ自ら試験を受け、政府に制度の見直しを求める考えを示した。日本の免許に切り替える試験では学科試験と実技試験があるが、学科試験は簡単な問題が10問あり7問正解で合格となる。また実技試験は試験場の中で運転し10分かからない程度のもの。合格率は学科試験は約9割、実技試験は約3割となっている。また申請する際の住所もホテルの住所で良い状態になっているが事故を起こした場合にあやふやになってしまうことから見直しが必要と指摘している。