ひるおび JNN NEWS
アメリカと中国の貿易協議が9日に予定され中国がレアアースの輸出規制を緩和するかなどが焦点となっている。両国貿易摩擦の影響はトランプ大統領のMAGAキャップにも及んでいる。「アメリカを再び偉大に」のスローガンが書かれたMAGAキャップはトランプ支持者の必須アイテムだがアメリカでデザインしたとうたっているが中国製が少なくない。理由は生産価格で中国製は約20ドルだがアメリカ製では50~60ドル高くなるという。トランプ関税でアメリカ製のビジネスチャンスと見ている企業もある。メイド・イン・USAを売りに帽子などを製造、政治家グッズを多数受注していて2016年大統領選挙ではMAGAキャップも作った。政治家グッズは有権者のイメージが良いアメリカ製が好まれるもののこれまでは安価の中国製が優位だったがトランプ関税で一変、追加関税で価格差が縮まり注文が急増したという。アメリカの対中関税は145%から引き下げられたものの芸剤も30%と高水準で安価での輸入が困難となっている。今後MAGAキャップはメイド・イン・USAに切り替わっていくのだろうか。