今回は絶賛開催中の「五大浮世絵師展」を会場からお届け。浮世絵五代スターの喜多川歌麿・東洲斎写楽・葛飾北斎・歌川広重・歌川国芳。江戸時代を代表する5人の浮世絵師が集結した展覧会となっている。どこかで目にしたことのある浮世絵の実物が間近で観られる。まずは美人画の第一人者の喜多川歌麿の作品を観ていく。歌麿は芸者・花魁、町の看板娘もモデルにしていた。歌麿の美人画は雑誌のグラビアのような役割を果たしていた。歌麿の美人がの特徴は女性の顔にクローズアップ。歌麿の美人画は女性の仕草や感情を表現している。明日誰かに言いたくなる浮世絵クイズ「恋文には何と書いてある?」。正解は「あなたに会えない寂しさを歌麿が描いた絵を見て寂しさを慰めてます」。続いて謎に積まれた絵師・東洲斎写楽。写楽は歌舞伎役者を描き一世を風靡。活動期間はわずか10か月。明日誰かに言いたくなる浮世絵クイズ「写楽は10か月で何枚の絵を描いた?」。正解は「145枚」。2日に1枚のペースで作品を描いていたため、写楽の正体は複数人物や有名絵師説など考えられている。写楽は役者の顔の特徴を誇張して描いていた。