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日本時間昨日アメリカのトランプ大統領が会見を行い、薬価を大幅に引き下げることを発表した。製薬会社に対して他国と同じ水準まで値下げするよう求め、価格は最大90%下がるとしている。また薬価引き下げに従わない国には関税を課すとしている。一方米中の関税政策を巡ってはスイスで行った両国間の協議の結果双方関税を115%引き下げることで合意したと発表した。引き下げたうちの24%は90日間停止し、その間に継続的に協議を行うとしている。まアメリカが課す自動車鉄鋼などジャンル別の関税に着いては合意の対象外だとしている。米中貿易戦争の緩和への期待から為替市場では2円以上円高方向に振れ、ニューヨーク株式市場でもダウ平均株価が1000ドル以上値を上げるなど早くも市場に反応が出ている。トランプ大統領は今週末にも中国の習主席と電話会談を行う可能性があるとしていて、非関税障壁撤廃などについても合意したと明言した。ただ米中共同声明には関税引き下げ以外には明言されているものがなく、情勢は不透明になっている。また15日にロシア側が一方的に提案したウクライナとの停戦交渉を行うことについて、トランプ氏も参加する可能性があるなどと話した。トランプ大統領は13日~16日まで中等三カ国を歴訪するとしている。