モーサテ 日経朝特急
7-9月期のアメリカの決算の増益ペースが鈍る。みずほ証券・大橋英敏氏は、基本的にはアメリカはインフレが鈍化してきてる。インフレ鈍化が金利低下に繋がる。これが銀行のマージン低下にも繋がる。金利低下による金融相場というより、逆業績相場というのが出てきてもおかしくない時期にはなってる。ただ、アメリカの株価の場合はテック次第という話もあると解説した。自社株買いが去年の2倍ペースになってる。ニッセイ基礎研究所・井出真吾氏は、使い道のないキャッシュを株主に還元するのはよい。海外勢は2兆円超の売り越し。日本の株式市場に対する成長期待が薄れたことを意味する。自社株買いをすると一時的に株価は上がる。持続的な上昇には成長投資の拡大、それを実行する経営が必要。しかし、すべての会社が成長をする必要はない。安定経営、安定的な株主還元を目指す会社が出てきても良いと解説した。(日経電子版)