ニュース・気象情報 (ニュース・気象情報)
新潟県にある自衛隊の演習場で実施された共同訓練では陸上自衛隊・アメリカ陸軍・オーストラリア陸軍が参加し、実弾射撃訓練や衛星訓練の状況を公開した。現場では米軍が神奈川県の基地から陸路で輸送してきた野戦病院の設備を展開し、戦闘で大量の負傷者が出たという想定で各部隊の隊員らが共同で一連の対応を確認した。野戦病院は集中治療室やCTスキャンなど本格的な医療設備を備えていて、応急処置・救命手術・入院治療まで3段階の対応すべてを日本で実際に訓練するのは今回が初めてだという。アメリカ陸軍は有事に備えて日本に野戦病院の設備を常時配備していて、機動力を高めるための改良も加えているという。