米野球殿堂入り イチロー氏公式会見/イチロー氏日本人初/日米で殿堂入り 言葉から見る野球道/イチロー氏情熱注ぐ 次世代へ託す想い/高校球児への指導/厳しい道を選べ 挫折からの学び/小学生へメッセージ 限界へのアプローチ

2025年1月24日放送 13:10 - 13:26 TBS
ひるおび (ニュース)

イチロー氏はアメリカの野球殿堂入を果たした。イチロー氏は今日、野球殿堂博物館を訪れ、今後設置される自身のレリーフの土台にサインを入れ、弓子夫人と記念写真を撮影。殿堂入りが満票ではなかったことについてイチロー氏は「どうやら1人投票してくれなかった方がいるようですが、ぜひ自宅に招待して一緒にお酒を飲みたいので名乗り出てシアトルまでお越しください」などと話している。 
イチロー氏の言葉に注目。殿堂入りが決まった直後の会見で「殿堂に選ばれたことはキャリアの中のどこにランクインするか?」と問われたが、それに対しイチロー氏は「プロ野球選手としての評価という意味では比べるものがない。最も大きいもので最後になる。これ以上はないしこの後ももちろんない。トップのものではあるけども、過去に対する称賛、あくまでも今後どう生きるかということを考えていきたい」と話していた。引退後のイチロー氏は様々な活動を精力的に行っている。マリナーズの会長付き補佐であり、インストラクターでもある。また高校球児への指導、女子野球の普及にも尽力している。殿堂入り発表直後の会見でこれからの世代へのアドバイスを問われイチロー氏は「自分の能力を活かす能力はまた別にあるということは知っておいてほしい」と話していた。高校球児への指導では、都立新宿ではバッティングの相談に乗り、高松商業ではすばやいキャッチボールを指導。旭川東では背面キャッチを指導。 
女子野球の普及にも尽力してきたイチロー氏。イチロー選抜対高校野球女子選抜の対戦を毎年行っている。2021年以降、年1回開催し、去年は松坂大輔氏や松井秀喜氏も参加。イチロー氏が女子選手に伝えたこととしては「ピンチはチャンスとかって言うんだけど、そんなメンタルにはなれない。だけど後にあのピンチは自分にとってチャンスだったんだと思うことはたくさんあった。それは自分を前に進めるためのチャンスだったんだという風になる日が来てほしいね。」などと話していた。メンタル面を鍛える上で大切なことを問われたイチロー氏は「厳しい道を選ぶ他ないのでは」と回答。


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