ワールドビジネスサテライト (ニュース)
アメリカ・トランプ大統領の会見にオープンAIのサム・アルトマンCEO、オラクルのラリー・エリソン会長、ソフトバンクグループ・孫会長兼社長が同席。ホワイトハウスの会見への同席は民間企業トップとしては異例。先月、大統領選の勝利を受けていち早くトランプ氏の元を訪れた孫会長は当時、1000億ドルの投資を表明したが今回はその5倍となる4年間で最大1000億ドル(およそ78兆円)を投資すると発表。オープンAIなどと組み、米国でAIの開発に向けたインフラを構築するとしている。孫氏自らが会長に就任する新会社スターゲート・プロジェクトを設立。マイクロソフトやエヌビディアとも技術面で協力する予定でテキサス州などではAI開発に使うデータセンターの建設にすでに着手している。今回の発表を受けて、ソフトバンクグループの株価は10%以上の大幅な上昇。AI市場拡大の恩恵が期待される半導体関連株などにも買いが広がった。SBI証券・投資情報部・榮聡氏は「過剰投資になる可能性も否めない」とコメント。