TBS NEWS (ニュース)
自民党本部で両院議員懇談会開催。その冒頭で石破総理は参院選大敗を謝罪。また石破総理は「関税交渉合意の着実な実行に全力を尽くし万全を期したい」などと続投への理解を求めた。懇談会は党に所属するすべての議員が出席できる形で実施。会場には選挙で議席を失った佐藤正久参院議員の姿もあり、「続投と言っても議員との信頼関係が保てない状況での改革は無理」「自民党改革のためには執行部刷新が必要」などとコメントしていた。一方23年ぶりに自民党に復党した鈴木宗男氏は、「党全体の責任」などと話し、退陣ではなく裏金問題のけじめが必要だと主張。懇談会は当初2時間ほどの予定だったが、大幅に延長し午後8時ごろまで続いた。出席者によると、会場では「何のけじめもつけられない自由民主党にさらに陥ってしまう」などとして退陣を求める声が相次いだそうで、「いつけじめをつけるのか早く示してほしい」などと語る出席者も。一方で続投を支持する意見も聞かれた。懇談会の中で森山幹事長は、参院選を総括する報告書を8月中に取りまとめる考え示した上で「報告書がまとまった段階で自らの責任については明らかにしていきたい」などと語った。懇談会を終え取材に応じた石破総理は、続投方針に変わりはないなどと話した。