ひるおび (ニュース)
石破総理はきょう午前10時ごろ、総裁選に言及し、「政権にともに汗をかいて力を尽くしてくださった方、基本的な政策を引き継いでくださる方、そういう方が結果として選ばれることがあればいいなと思っております」などと述べた。岩田夏弥氏は石破総理の発言について、相当踏み込んで話をされていると指摘した。総裁選はきのう初見発表演説会が行われ、きょうは午前10時から候補者共同記者会見、午後2時30分からは党青年局・女性局主催の公開討論会が行われる。
共同記者会見では、党の再生にどう取り組むか、物価高対策の内容などの質問が飛んだ。小林鷹之元経済安全保障担当大臣は新しい世代がもっと前にでて自民党と日本を動かしていくこと、現役世代が自由に使えるお金を増やすことを掲げた。茂木敏充前幹事長は自民党と日本経済を2年で再生し、閣僚の平均年齢を10歳若返らせ3割は女性を登用すると主張した。林芳正官房長官は、実質賃金を1%ずつ上昇させていき、低所得・中所得者の給付を中心にやって分厚い中間層を日本に取り戻す政策をやりたいとした。林氏は小林氏について「チャレンジャーとしての立場を前面に出していた。世代交代を強く打ち出して若い層からの指示を広げる戦略では」、茂木について「独自の政策を掲げて課題の知名度不足を払拭する戦略。次世代にバトンをつなぐということを強く打ち出していた」と指摘した。田崎氏は林氏について「石破政権の軽傷を感じさせる演説だった。石場票の獲得を狙った戦略では」とした。高市早苗前経済安全保障担当大臣はあいさつと外国人政策に最も時間を使い、外国人との付き合い方をゼロベースで考えるとした。他4人との差別化を図るため保守色を前面に出している。小泉進次郎農水大臣は、国民に約束したこと、野党と合意したことを着実に実行することが信頼回復の唯一の道だとした。田崎氏は当内容融和を重視と見てみて、林氏は「自民党をひとつにまとめる象徴になるとの自分の役割を位置づけた」と分析した。