義父が残した 近代日本画の巨匠の作品

2024年10月1日放送 21:01 - 21:10 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団 (開運!なんでも鑑定団)

茨城県守谷市でカントリーラインダンスを楽しむ小山雅子さんは20年前アメリカ旅行中に見たことがきっかけで帰国後習い始め6年後には日本代表として世界大会で優勝したという。お宝は義理の父常正さんが大手化粧品メーカー常務として務め恵比寿に家を建てた際社長から新築祝いで頂いた「竹内栖鳳の屏風」を紹介した。東の大観、西の栖鳳と近代日本がの礎を気づいた巨匠竹内栖鳳は京都府に生まれ17歳で日本画家幸野楳嶺に弟子入り、すぐに頭角を現し雪舟をはじめとする巨匠の技術を吸収した。36歳でパリ万博や美術館などをめぐったことが転機になりコローなど写実に影響を受け帰国後に大獅子図を発表、動物園での写生を元にしたが顔大きく立体的に描き、羅馬之図では西洋絵の具のセピア色を用いて悠久の時を表現し新しい日本画に挑戦し続けたが生涯をかけたのは生き物だったという。描く前によく観察、単に形を似せるのではなく動物のもつ獰猛さや愛らしさなど野生の本質を捉えることを目指し生まれたのが重要文化財「班猫」だった。依頼品は屏風には猿が描かれ自宅で猿を飼いよく写生していたというが鑑定やいかに。


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