習体制の今後を左右する?毎年夏開かれる「北載河会議」/中国 指導体制に変化の兆しか「小胡錦涛」胡春華氏が復活?/習体制の今後を左右する?毎年夏開かれる「北載河会議」/発言力のある長老は?/習氏 いつまでトップ務める?/習体制異変 海外メディア報じる 米外交専門誌 秋にトップ変わると予想/習体制が変わった場合 どんな変化?

2025年7月10日放送 12:46 - 12:55 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル

中国・北戴河会議とは、河北省の避暑地である北戴河で現役指導部と引退した長老が集まり重要政策や人事をめぐり非公式に協議を行う物となっている。習近平派と反習近平派の交渉も行われるが、仮に習近平体制が終わる場合は2020年の規定では中央政治局常務委員会の中から選出されると規定がある。習近平氏と李強氏など幹部ら7人の中から選ばれる事となるが、専門家のワイチャート氏は共産党はリーダーシップを根本から変えようとしていることから秋にもトップは交代となると推測している。ワイチャート氏が有力視するのは小胡錦濤の異名を持つ胡春華氏で李克強前首相とともに共産主義青年団の有力者とされていた。胡春華氏は2022年に一度降格したものの、今春に入るとアフリカ歴訪などの活動が新華社通信取り上げられるなどしている。対する習氏は春にトップが変われば任期途中での退陣となるが、阿古氏はトウ小平のように院政を敷く可能性はあるとしている。中国では習指導部に対する不満は確かにあるものの、夏から秋にかけて人事が大きく動けば異例のことになるとしている。中国の国民からも共産党の内部を改革してほしいとの思いはあるが、情報統制から現状をしっかり認識できている人がどれだけいるかは不明瞭であり、習指導部の宣伝を見た人には批判される理由を理解できていない人も多いとしている。中国では経済の低迷・軍部の汚職は問題となっていて、台湾情勢などにも影響を与える可能性があるという。小中高校では習近平思想が必修科目となっているが、習近平氏を崇拝する人は少ないのが現状という。中国では9月に戦後80年を迎え抗日戦争勝利80年軍事パレードも予定しているが、抗日への姿勢も台湾情勢に影響を与えることから注視しべきとしている。


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