明日をまもるナビ (明日をまもるナビ)
避難生活を送るうえで気をつけたいキーワードとしてトイレ(衛生)・キッチン(食事)・ベッド(睡眠)に加え、Warm(暖かさ)をあげた。誰でも日常にあるものだが、災害時にはどれかが欠けるなど劣悪な環境になってしまう。災害が起きた時のスフィア基準があり、避難所で1人あたりの広さ3.5平方メートルの居住空間が最低水準と決まっている。また、トイレも20人に1つ以上で男女比が1:3となっている。基準があるが、実際被災地では十分に揃ってはいない。さらに、道路も寸断されて届けられず時間がかかっている状況だ。具体的にはエコノミークラス症候群などの症状が危惧されており、過去の災害でも病に掛かる人が出ている。