列島ニュース (金沢局 昼のニュース)
ことし1月の能登半島地震で倒壊し、横倒しのままとなっていた輪島市中心部にある7階建てのビルで公費解体の作業がきょうから始まった。元日の地震で、輪島市河井町にある鉄筋コンクリート造りの7階建てのビルが倒壊し、隣接する居酒屋を兼ねた住宅が巻き込まれ、母親と娘が亡くなった。このビルは国土交通省が倒壊した原因を調べるために基礎部分などを残す解体の方法を検討していたため横倒しのままとなっていたが、3階建ての別棟の解体工事は先月から始まっていた。建設会社では別棟の解体を一定程度終えたことなどからきょうから7階建てのビルで公費解体の作業を始めた。