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能登半島地震からまもなく1年を迎える。今年1月1日、最大震度7を記録した能登半島地震は家屋が倒壊するなど大きな被害が出た。震源から約100km離れた金沢市の隣にある内灘町では震度5弱の地震が起きた直後、液状化が町を襲った。住宅地では家が傾き、道路は大きく盛り上がり標識は傾いた。内灘町では現在、道路の補修は進んでいたが駐車場のアスファルトは壊れたまま。傾いたままの家もある。多くの住民が自宅を離れ別の場所で暮らしているという。公費解体が進められていた。内灘町によると申請数451件のうち完了しているのは104件。51年間暮らした自宅が住めなくなった女性を取材。この地域は元々水田で、その後住宅地として開発された。内灘町は災害復興計画を発表したが、液状化対策については「検討中」としている。住民たちが町に残るか離れるべきかを決められない状況の中、液状化の被害を受けたあとも住み続けている女性に話を聞いた。