サン!シャイン 全国中継!地元を騒がせた”あのニュース”は今
石川・能登町の奇祭「あばれ祭」は神聖な神輿を川に投げ、炎の中で神輿を回す姿が見られた。江戸時代初期に疫病を納めてくれた神様を感謝する祭りであり、大暴れする激しさが特徴となっている。毎年夏の2年にかけて行われている。一方で令和の時代には1000年以上続いた岩手・奥州市の蘇民祭が廃止される様子が見られるなど、伝統が廃れていく姿は否めない。能登半島は災害に見舞われる中、取材陣はあばれ祭りの行われた能登町へ向かうことに。4・5日に能登町で行われたあばれ祭は年輩の方から若者まで神輿を叩きつけて引きずる激しい姿を見せていた。能登町の宇出津は港町となっていて、キリコと呼ばれる灯籠が組み立てられ、これを担いで街の人は練り歩くのだという。仙人町では能登半島地震から去年はキリコを出せず参加を断念したが、全国の祭りを支援するマツリズムという団体と協力して、今年は全ての町会がキリコを出すことが出来た。町内から40基・約1tもの重さのキリコがそれぞれ動き出していて、子どもたちがキリコに乗る姿も見せていた。