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臨時国会閉幕。高市総理は「物価高への対応を最優先に働いてきたつもり」「補正予算成立というかたちで国民への約束を一定程度果たすことができた」などと会見で述べた。18兆3000億円規模となった今年度の補正予算は一部野党も賛成し可決・成立。ただし課題も。台湾有事をめぐる発言で日中関係は急速に悪化。それでも高市総理は「存立危機事態に関する私の答弁は日本政府の従来の立場を変えるものではない」「様々なレベルで中国や国際社会に対して粘り強く説明していく」などと会見で強調し、中国側とも意思疎通を継続しつつ今後も国益の観点から適切に対応すると述べた。また議員定数削減などについては持ち越しになったが、高市総理は「大変残念ながら審議すらされなかった。引き続き野党の理解求め成立を期したい」などと述べた。一方衆院解散・総選挙については「目の前でやらなくてはいけないことが山程控えているので解散については考えている暇はない」などと述べた。
