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自民党の「両院議員総会」について解説。昨日、「両院議員懇談会」が行われた。懇談会が意見を言い合うミーティングに近いものに対し、両院議員総会は重要事項の決定を行うという。先日行われた参議院選挙で、自民党内の若手・中堅議員らは「議決権のある両院議員総会で、石破総理の辞任を求めたい」と話していたという。今日の役員会では、両院議員総会を近く開催する方針が確認された。しかし、自民党の党則では、両院議員総会での総裁の辞任などを決めることはできないという。党則では、総裁の任期満了を待たずに総裁選を行う、いわゆる「リコール規定」があり、行うには国会議員・都道府県連代表者の過半数(約170人)の要求が必要になるという。2001年、当時の森喜朗総理に対する辞任の声が高まり、総裁選が前倒しして行われた。これにより、2002年にリコール規定が制定されたが、これまで適用はなかったという。石破総理は「政治空白を作るべきではない」として続投の意向を示している。瀧口さんは「自民党内がどういう体制になるのか、野党側も今様子見だと思いますが、早く建設的な議論が進んでいくといいですね」などと話した。