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自民党の総務会では年金制度改革関連法案の審査が行われた。法案ではパートなどで働く人が厚生年金に加入しやすくなるよう、106万円の壁や従業員51人以上の企業規模の要件撤廃などが盛り込まれている。総務会では年金制度の抜本改革に踏み込んだ議論が必要などの指摘もあったが、最終的に了承された。法案をめぐっては夏の参院選への影響を懸念し、内容見直しを求める意見が出された。厚生年金の積立金を活用して基礎年金を底上げする措置は見送りとなった。公明党もきょう午後に法案を審査することにしていて、政府は今週中にも法案を閣議決定して国会に提出する予定。