ワールドビジネスサテライト (ニュース)
東京23区の3月の消費者物価指数では焼きそばに使われる小麦粉は1年前から10.2%。チョコレートは26%上昇している。物価高が進む中、花見客にも変化が起きていた。「花見コスト指数」は花見の飲み物や、つまみ、その代表的な14品目をベースに算出した指数。全体の消費者物価指数がコロナ前の2019年に比べ10.8%上昇しているところ、「花見コスト指数」は21.4%と倍の上昇率となっている。年末にかけても平均して前年比で2.5%程度の物価の伸びは続くとみている。第一生命経済研究所・首席エコノミスト・熊野英生さんは「しばらく物価上昇圧力はそのままだと覚悟した方がいい」とコメント。