証言者バラエティ アンタウォッチマン！ （証言者バラエティ アンタウォッチマン！）
西野亮廣は1999年に大阪NSCの22期生として入学し、梶原雄太とキングコングを結成した。すると、結成2年でM-1の決勝に進出した。2001年には「はねるのトびら」もスタートし、人気芸人になった。西野亮廣と同期でユニットも組んでいた石田明は人間性について、ウケているのを喜んでくれる数少ない同期だった、根っからのポジティブシンキングだと話した。キングコングはゴールデンで番組を持ちながら2007年のM-1の決勝に進出した。しかし、敗者復活戦を勝ち上がってきたサンドウィッチマンが1点差でキングコングを上回り、その勢いのまま優勝した。西野亮廣は当時を振り返り、舞台袖でサンドウィッチマンのネタを観て笑ってしまった、これは負けたなと思ったなどと話した。続いては才能について探っていく。西野亮廣はタモリに「お前、絵を描け」と言われ、独学で絵を描き始めた。2009年にデビュー作となる絵本「Dr.インクの星空キネマ」を出版した。15年以上の付き合いだという佐久間宣行は才能について、絵の才能はもちろんだが、努力を続ける才能があったなどと話した。西野亮廣はタモリも認めた努力を続けられる性格を武器に絵を描き続け、絵本を出版していった。そして、4作目で「えんとつ町のプペル」が誕生した。2020年には映画化され、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した。その後はミュージカルや歌舞伎になり、今年9月にはバレエの公演が予定されているという。佐久間宣行は西野亮廣には未来を予測する力があると証言した。「えんとつ町のプペル」は発売後にネット上で全ページ無料公開された。これには批判が集まったが、そのおかげで大ヒットした。内容を知った上で購入する親の心理を見抜き、ネタバレ戦略が大当たりしたという。その後、この広告方法はスタンダードとなっていった。続いては事業を拡大している目的について探っていく。西野亮廣はコミュニケーションの場としてスナック「キャンディ」を全国に展開しており、地元・兵庫県には絵本の世界を再現した自宅建て、貸し出すレンタルサービスを行っている。石田明はどの事業も人を楽しませたいという目的があると話した。アンチを集める原因について、佐久間宣行はクリエイター要素と実業家要素の両方を持ち合わせているため、アンチが集まると分析した。芸人で西野亮廣のことを嫌いなやつはいないという。最後に石田明は西野亮廣について、ハイスペックのさんまさんだと話した。一方、佐久間宣行は物議をかもすかぶき者だと話した。西野亮廣は「えんとつ町の踊るハロウィンナイト」というお客さん参加型のお祭りを企画していると話した。