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人気漫画とAIをかけあわせた新しい学習スタイルが注目されている。東京・台東区にある都立上野高校、2年生の教室では英語の授業で生徒がスマホアプリを取り出し「ジョジョの奇妙な冒険」や「NANA」といった漫画を読み始めた。よく見ると吹き出しの中の言葉はすべて英語で記され、タップすると日本語に切り替わった。生徒が使っているのが「ランガク」という英語学習アプリ。読み上げ機能やAIでの解説機能も搭載されている。上野高校では半年前から「ランガク」を投入。楽しさと英文量で学習継続を促している。
「ランガク」を開発したスタートアップ企業MANTRAは、人が行うと膨大な時間がかかる作業を独自のAI技術で短縮した。実は日本語版と英語版では単行本にする際の回のサイズが違うため、「推しの子」の漫画のページデータでも微妙なズレが発生する。これを人力ではなくAIを使って自動的な補正が可能となった。このデータに大規模言語モデルを紐づけることで様々な機能が使える仕組みとなっている。「ONE PIECE」や「呪術廻戦」など、収録している漫画は100作品を超えている。石渡祥之佑社長は「せっかくの漫画なので、日本語を学習する海外の人にも使ってもらいたい」と話していた。集英社でも外国人に使ってもらい、漫画の裾野を広げたいと考えている。
