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2023年には出生数はピーク時の34.5%になるなど過去最少となり、お菓子のメイン客層の子どもマーケットが縮小しており、各お菓子メーカーは大人をターゲットにしたプレミアム化や健康を意識した商品の強化を行っているという。ロッテは自社の強みを活かせる分野へのチャレンジ系の多角化を進めている。ロッテのチョコレート事業は60周年を迎えるにあたり、既存事業のチョコレートとシナジー効果を期待できるカカオの取り組みを強化しているのではという。カカオの外側の皮をバイオ炭にする実験をガーナで行おうとしており、バイオ炭を畑に入れ込むことでCO2を地中に閉じ込める効果が期待できる。ロッテは科学や建設の事業を広げており、韓国でのビジネスを活かす形で日本の韓流エンタメ事業に注力していくのではという。日本と韓国はエンタメやインバウンドなどでより深い交流が進むと思われるため、大きな役割が期待できるという。