情報ライブ ミヤネ屋 (ニュース)
薬の飲み方のNG習慣についてのトーク。近畿大学薬学部医療薬学科・大鳥徹教授のスタジオ解説。大島教授によると、砕いて飲むと危険な錠剤も存在するのだという。大島教授は「お腹で吸収されるタイミングが重要だ。」等と解説した。大島教授によると、錠剤は目的に応じて繊細に作られているので、砕くと狙い通りに効果が得られないばかりか重篤な事故につながる危険性もあるのだという。また、胃で溶けず腸で溶ける薬は有効成分が腸に届かなくなってしまうのだという。徐放性(長時間効く)薬は砕くと一気に溶けて効果が減ってしまい、急激に血中濃度が上がり重篤な副作用が出る場合もあるのだという。大島教授は「指示通りに使って頂きたい。潰すとすぐに溶けてしまい、効果が表れ過ぎて副作用が出る恐れがある。カプセルも同じだ。」等と解説した。食前は食事の20分~30分前の事で、食後は食べてから30分以内の事なのだという。また、食間とは食事の2時間程度後の事だという。また、1日3回の薬を昼に飲み忘れた場合、夜に2回分を飲むのはNGなのだという。
- キーワード
- 花粉症