首都圏いちオシ！ 笑ったび
旅のスタートは佐倉ふるさと広場。チューリップやひまわりなどが咲き誇る絶景スポット。1日目は街の魅力を訪ね、2日目はご当地ネタ漫才を披露する。番組では事前に市民の皆さんにアンケートを実施、「街の情報」を聞き込みつつ旅をする。最初に2人がやって来たのは「佐倉武家屋敷」。江戸時代後期の建築がそのまま残されており、当時の生活を垣間見ることができる。和装で武家屋敷をめぐるツアーも開催。室町時代後期に生まれ、佐倉藩で伝承されてきた古武術「立身流」は今も受け継がれており、免許皆伝は2人だけ。なぎなた・棒術・居合いなど、8つ全ての武術を極めるのが立身流。続いてやって来たのは佐倉藩士たちが城に向かう際に通ったという「ひよどり坂」。よくドラマのロケ地で使われるという。
続いては噂の未来都市へ。山万ユーカリが丘線には顔認証乗車システムが導入されており、事前に顔の画像・決済情報を登録するだけ。鉄道では全国で初めての本格導入。電車には冷房がついておらず、代わりに冷たいおしぼりとうちわが用意されている。1982年に運行開始、ベッドタウンとして開発された地域住民の足となってきた。当初の車両を今も使用しており、構造上冷房が取り付けられない。
4年前、飼い主の元から逃げ出し、崖の上にやって来たヤギ。いつしか「ポニョ」と呼ばれるようになった。現在、ポニョは佐倉草ぶえの丘で暮らしている。子どもからお年寄りまで大人気で、警察から詐欺撲滅大使に任命されたこともある。去年4月には双子を出産、名前は佐助と草助。
2018年に佐倉市の料理人たちが中心となって結成された「佐倉イズム」。イタリアン・和食・中国料理・カフェなど、9店舗が参加。そのメンバーの杉岡憲敏さんが営むレストランは創作イタリアンの名店。世界中の美食家たちが訪れ、予約は半年待ち。2人は「野生と野生」を食べた。千葉のイノシシと佐倉の里山で採ったキノコを赤ワインといちごビネガーのソースで煮込んだ一品。また、服部訓史さんとのコラボハンバーガーには千葉県産の八千代黒牛が使用されており、地元のレンコンと餅を海苔で挟んだ一品。ソースにはコオロギを発酵させて作った醤油やハチミツが使われている。
佐倉市ではカヌーが盛ん。佐倉市カヌー協会では体験教室なども開催している。高倉陵は全国大会3位の矢島瑠迦さんとカヌー対決を行った。結果は矢島瑠迦さんの圧勝。
お笑いライブ当日、会場には佐倉市の皆さんがやって来た。集まったのは約90人。漫才前にはNHK千葉放送局のキャラクター・ラッカ星人と一緒に佐倉市にまつわるクイズを行った。その後、三拍子が漫才を披露。