被害の現場で献花式

2025年9月10日放送 18:22 - 18:27 NHK総合
首都圏ネットワーク (ニュース)

2015年9月10日、記録的な大雨によって茨城県や栃木県などで大きな被害が出た。関東・東北豪雨では19の河川で堤防が決壊、茨城県では自衛隊・警察・消防などに救助された人が4200人余にのぼった。甚大な被害が出た茨城県常総市の現場で献花式が行われた。茨城県では3人が死亡、13人が災害関連死に認定された。栃木県でも3人が死亡し多くの住宅が被害にあった。当時25歳だった息子を亡くした佐藤裕子さんは、この10年で心境の変化があったという。当時は近づくことが出来なかった息子が亡くなった場所に最近初めて足を運んだ。中学校で講師を務める佐藤裕子さんは生徒たちに命の大切さを折に触れて伝えている。新たな災害に備える取り組みも動き出している。1400棟余の住宅が被害を受けた小山市。このうち押切地区では一部の住民が災害リスクの低い地域へ移る防災集団移転をすることになった。杉本勝彦さんは移転について約2年をかけて住民たちに丁寧に説明し同意を得た。そして今年小山市が国に対して事業計画書を提出するに至った。移転先は8キロほど離れた市の土地で、対象となった31戸のうち16戸が移転を希望している。


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日光(栃木)常総市(茨城)平成27年9月関東・東北豪雨小山市押切(栃木)

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