首都圏ニュース845 (ニュース)
埼玉・川島町で伝統的な製法でのしょうゆの初仕込みが行われた。今回しょうゆの原料に使っている大豆は、能登半島地震の被災地の農家から取り寄せたもので、職人が蒸した大豆などからできたこうじと塩水を混ぜて専用の棒でゆっくりと混ぜていた。1年ほどの熟成後、約9000リットルのしょうゆができる見通しで、売り上げの一部は石川・輪島市のしょうゆ製造会社などに寄付する。笛木吉五郎社長は「みんなで一致団結して、明るい未来をつくっていけるよう、精いっぱい仕込みしていきたい」と語った。