午後LIVE ニュースーン トクシュ~ン
宮城県山元町は温暖な気候で古くからいちごの生産が盛ん。いちご農園の共同代表・橋元洋平さんのハウスを訪れた。育てているのは栃木のとちおとめや三重のすずなど各地で栽培されている品種。橋元さんは品種にこだわらず、特徴を活かす栽培方法を細かく行っている。そんな橋元さんがいちご農園を始めたきっかけが東日本大震災。いちごの栽培施設のおよそ9割が津波で壊滅的な被害を受けた。橋元さんも当時4歳の娘を亡くした。農家たちがいちごを作ることで山元町が元気になると思ったと話す橋元さん、務めていた会社を辞め、仲間といちごの生産を始めた。橋元さんのいちごは香港やタイ、マレーシアにも輸出している。