豊臣兄弟! 豊臣兄弟!紀行
大阪府大阪市は、豊臣秀吉が天下一統の拠点として築いた大阪城があった場所。しかし、秀吉の城は江戸幕府によって埋められ、今は地下に眠っている。近年発掘された詰ノ丸石垣は、秀吉が暮らした本丸を支えていた貴重な遺構だ。本丸の西側に広がる西の丸庭園は、秀長の屋敷があったと考えられ、豊臣家の桐紋がかたどられた金箔瓦も出土している。秀長の屋敷に滞在していた家康のもとに秀吉が訪ねてきた夜のことが「家忠日記」に残されている。秀吉は家康の手を取って奥座敷へ招き、自らお酌をしたという。翌日、家康は秀吉に従う意思を示した。家康を臣下に迎えた豊臣兄弟。2人が進む天下一統への道は、新たな局面を迎える。
