NHKニュース7 (ニュース)
経済部の猪俣英俊に聞いていく。一度は退けられたUSスチールの買収計画が一転して認められたという異例の展開について猪俣は、逆転勝利を言える結果だと思うと語る。日本製鉄はバイデン政権の時には27ドルの投資を発表していたが、トランプ大統領になって、数兆円規模の巨額投資を提案した。会社はきょう、当初の4倍を超える約110億ドルの投資を発表した。一方で会社は巨額の追加投資に加えて、アメリカ政府と国家安全保障協定を結んで、USスチールの経営の一定の関与を認めた。巨額の投資に見合う収益を上げていけるかが今後の焦点。日米の関税交渉への影響については、日本政府は日米交渉の後押しにしたいと考えているという。