スーパーJチャンネル (ニュース)
年末の帰省客を直撃した日本航空へのサイバー攻撃。午後2時、日本航空は「サイバー攻撃による不具合から復旧した」と発表。顧客データ流出やウイルス被害はない。日本航空によると午前7時24分から利用客の手荷物を預かるシステムに不具合が出て国内線、国際線の一部の便に遅れが生じるなどの影響が出た。原因は日本航空内外をつなぐネットワークがサイバー攻撃を受けたため。日本航空は警視庁にサイバー攻撃の被害を相談。捜査関係者によるとサイバー攻撃について、日本航空はDDoS攻撃を受けた。国の研究機関、情報通信研究機構によると国内の政府機関や企業へのDDoS攻撃と同様のサイバー攻撃は去年896万件。ことし5月にJR東日本のモバイルSuicaなどが使えなくなったのもDDoS攻撃によるもの。デジタルデータソリューションによると年末年始の長期休暇の前後はサイバー攻撃が増える。サイバー攻撃は企業だけでなく個人も注意が必要。