ダーウィンが来た! もう8回目!東京生きもの調査隊
きっかけは2023年3月のコラボ。長年日本の自然を見続けてきた日本テレビの「THE鉄腕DASH」と協力。マハゼを調査した。夏に不思議な現象が起きたと聞いて番組が向かったのは町中を流れる運河。その水面にはハゼの大群が。毎年夏に見られるというこの現象。実はハゼの大ピンチだという。専門家の古川恵太さんによると「ハゼが東京湾からいなくなるかもしれない。全体的にみると数は減っている」という。集まったハゼはSOSを出している。口をパクパクさせ酸素を求めて水面に集まっているという。この現象は長年続いてきた東京湾の開発と密接に関わっている。かつては遠浅の海が広がっていた。こうした浅瀬の多くが埋め立てられた結果、ハゼがピンチになった。夏に水温が上がると水底にいる微生物の活動が活発になり酸素を消費、浅瀬では波で水がかき混ぜられ酸素不足にならないが、浅瀬がなくなると動くのは水面近くの水だけになり底まで酸素が届かなくなる。後半では追い詰められたハゼたちの生き抜くすべを大発見。