グッド!モーニング (ニュース)
米国は、ほぼすべての国・地域に10%の関税を課すほか、日本は24%など、一部の相手にはカスタマイズした高い税率へ個別に引き上げる。ただ、この税率は精緻な計算によるものではなく、貿易赤字額などをもとに極めて単純な計算で算出されたとの見方が広がっている。米紙ニューヨーク・タイムズは「関税率」は貿易赤字額などをもとに単純な計算で算出された可能性があると報じた。米国の相手に対する貿易赤字額を、米国の相手からの輸入額で割ると、米政府が発表した「関税率」の数値と一致する。例えば2024年の米国の日本に対する貿易赤字額は685億ドルで、これを日本から米国への輸出額である1482億ドルで割ると、約46%。これを約半分にすれば、日本への相互関税率の24%となる。中国や韓国など他の国も同様の計算で説明できる。(朝日新聞)