NHKニュース7 (ニュース)
赤澤経済再生相は、日本時間昨夜の交渉で合意に向けた議論が進展していることを確認した。来月の半ばにカナラで開かれるG7サミットにあわせて首脳間合意も視野に、再び閣僚交渉を行うことで一致した。先週に続いてワシントンを訪れた赤澤経済再生相。2時間あまり行われた日米の閣僚交渉には前回は参加しなかったベッセント財務長官も出席した。赤澤経済再生相は一連の関税措置を見直すよう改めて強く求めた。日米双方が互いの立場を十分認識し合意に向けた議論の進展を確認した。一方トランプ大統領は、日本はディールを強く望んでいる、買収計画はあまり関係ないと思う、日本とはいい関係、交渉の妨げにならないなどと述べていた。G7サミットまで約2週間。交渉は正念場を迎える。