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北海道・旭川市の車いすラグビーチーム代表の矢島勇作さんと、日本代表の池崎大輔選手。2人は20年近く前に知り合った。当時、池崎選手は車いすバスケットの選手だったが、矢島さんが車いすラグビーに誘ったという。かつて2人は同じチームでプレーし共に日本一に輝いた。その後、池崎選手はチームを移籍し日本代表になったが2人は今でも連絡を取り合う関係。競技で使用する車いすは新品だと150万円以上と高額で中古もなかなか見つからないため、矢島さんのチームでは数が足りず、日本代表の選手から貸してもらっているという。矢島さんは「日本代表で戦っている人たちが頑張ってくれることによって、私たちも競技の普及を頑張ろうと刺激をもらっている」と話している。矢島さんが立ち上げた旭川のチーム・神威では障害の有無にかかわらず子どもたちにも車いすラグビーを知ってもらう機会を設けるなど環境を整えて若い選手を迎えて入れている。