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今日未明、一律10%の税率は維持したうえで相互関税の上乗せ分は90日間停止するとトランプ大統領は表明。相互関税第2弾では、日本に計24%、EUに計20%など、約60の国や地域に高い税率を課していた。75カ国以上がアメリカと接触を図り、解決策を交渉するよう求めてきたことからトランプ大統領自身の強い提案で猶予を与えたという。NYダウの平均株価は4万ドル台を回復して過去最大の上げ幅となった。日経平均先物も、3210円高い3万5040円で取引を終了している。一方、中国にはさらに関税を引き上げると宣言。中国はアメリカ製品への相互関税を84%に引き上げると対抗措置を表明。さらにWTOに提訴すると争う姿勢を鮮明にした。トランプ大統領は今後、輸入医薬品にも追加関税を課すと表明。アメリカは中国に医薬品の供給を依存しているが、今後アメリカ国内での製造拡大を目指すという。ベトナム政府は関税撤廃に向け最高指導者がトランプ大統領と電話会談を行い、いちはやく交渉に乗り出している。