ニュース「自民党総裁記者会見」 (自民党総裁記者会見)
石破首相の会見のポイントを整理。田尻は、選挙結果については、国民の極めて厳しい審判をいただいたなどと述べていた、最も大切なこととしては、国政の停滞を招かないことだと強調していた、アメリカの関税措置などを挙げながら、責任を果たしていかなければならない、選挙結果に対する重大な責任を痛感しながらも、政治を漂流させないように比較第一党としての責任を果たしていくと強調していた、党執行部の人事は現時点で考えていないとした一方で、党役員の任期も念頭によく考えたいとも話していたなどと話した。野党との合意形成について、田尻は、連立を組む公明党以外の他党とも真摯な議論を通じて、新たな政治の在り方について一致点を見出していきたいと述べていた、連立の枠組みについては、現時点で拡大の考えは持っていないとしていたなどと話した。与野党の選挙結果の受け止めについて、田尻は、自民党内では、思ったより踏みとどまったという冷静な受け止めがある一方、結党以来の衆参過半数割れという事態に責任を取らないのはおかしい、石破首相が居座ったらもっと逆風になるという厳しい意見もある、立憲民主党の野田代表は、民意は石破政権にノーを突きつけたとしていて、対決姿勢を強める構え、野党が一枚岩となって与党に迫っていけるのかが試されるなどと話した。今後の政治日程について、田尻は、来月1日には、アメリカの関税措置の発動が迫る、これを念頭に赤沢経済再生担当大臣が訪米しているが、双方の利益となる合意が実現できるかが焦点となるなどと話した。