列島ニュース 徳島局 昼のニュース
この過労死を考えるシンポジウムは今月の過労死等防止啓発月間に合わせて厚労省が開いた。シンポジウムでは神戸市で専攻医として働いていて3年前に自殺し、長時間労働が原因の労災と認定された高島晨伍さんの母親の淳子さんが講演。この中で淳子さんは晨伍さんが亡くなる日までの100日間、1日の休みもなく働き続けていた他、1カ月の時間外労働は200時間を超えていたことなどを説明した。その上で過労死を防ぐためには仲間や部下を自分の子どものように大切に思う人間性の豊かさを研修などを通じて身につけることが必要だなどと訴えた。
