報道ステーション (スポーツニュース)
世界一周のヨットレース、ヴァンデグローブ。大会20日目、先頭はアフリカ大陸の先端、喜望峰に到達。日本人で唯一参加している白石康次郎(DMG MORI セーリングチームプロセーラー)も順調に航海。今週赤道無風地帯で苦戦したセーラーたち。海を浮遊するサルガッソー藻。ヨット周辺を覆い、セーラーたちの行く手を阻んでいた。サルガッソー藻の大量発生は気候変動による水温上昇が原因の1つといわれている。国立研究開発法人水産研究教育機構・島袋寛盛主任研究員によるとサルガッソー藻が増えすぎることで海の生態系が壊れたり海岸に打ち上げられた藻が腐り有害物質を放出。人体にも影響がある。セーラーたちは気候変動のメカニズム解明のため水温などを測る装置を海に投げ入れ調査に協力。白石は現在29位。ボリスハーマン、セバスチャンマルセット、白石康次郎(3度目のヴァンデグローブ挑戦。前回大会ではアジア人初の完走)、ギレクスディー、ニコラルンベン、サムグッドチャイルドのコメント。