列島ニュース 徳島局 昼のニュース
暑さが本格化する前に、熱中症対策を学んでもらおうと、高校で部活動をする生徒を対象にしたセミナーが、きのう鳴門市で開かれた。このセミナーは、高校で部活動をしている生徒が熱中症対策について学ぶことで予防につなげてもらおうと、県教育委員会が今年度から新たに始めた。きのう鳴門市の鳴門渦潮高校で開かれたセミナーには、野球部やサッカー部などに所属する高校2年生約60人が参加した。セミナーでは今年、県内で今月中旬に気温や湿度などをもとに算出する「暑さ指数」が、去年よりも1か月ほど早く、激しい運動を中止するよう求める厳重警戒の28以上を記録したことが説明された。その上で、のどの渇きを感じる前にこまめに水分を補給することや、栄養バランスのよい食事をとること、質のよい睡眠をとるといった基本的な熱中症の対策を呼びかけた。