- 出演者
- 和田哲 鈴木貴彦 田代杏子 赤松俊理 瀬戸秀夫 佐藤俊吉 高瀬耕造 高橋篤史 坂下恵理 大谷昌弘 鈴村奈美 野口春香 小原茂
オープニングの挨拶。
全国の気象情報を伝えた。
日本相撲協会はきょう、臨時の理事会を開き、夏場所で2場所連続4回目の優勝を果たした大関・大の里の横綱昇進を正式に決め、第75代横綱・大の里が誕生した。注目された伝達式の口上で、大の里は「横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します」と決意を述べた。
大の里の父親の中村知幸さんは、NHKの単独取材に答えた。この中で、横綱昇進という夢を実現した息子に対して、「みんなに愛されて強い横綱になってほしい」とエールを贈った。場所中は知幸さん自身が胃が痛むような重圧を感じていたが、優勝のかかった一番は駐車場の車の中で1人で見守り、優勝が決まると思わず大きな声でほえてしまったと振り返っていた。知幸さんのもとにはすぐに本人から電話があり、熱い気持ちがこみ上げてきて、「本当におめでとう。お前はやっぱりやる男だな。すごいな」と手放しで褒めたという。今後については「けがをするところを見たくないので、けがや病気をしてほしくない」という親心ものぞかせていた。
大相撲の大の里の横綱昇進が正式に決まったことを受け、大の里が中学、高校時代を過ごした糸魚川市では、横綱昇進を祝うアドバルーンが打ち上げられ、市民からは喜びの声が聞かれた。糸魚川市では市の関係者が市民会館に集まった。市民会館の壁には懸垂幕が掲げられ、集まった市民などが地元に縁のある横綱の誕生を祝っていた。大の里が糸魚川市の県立海洋高校に在学中に校長だった市長は、「わが市の誇り。素直なのでいろんなものを吸収して、本当の意味の唯一無二の大横綱になってほしい」などと述べた。糸魚川市では今夜8時から県立海洋高校の近くなど市内の3か所で、お祝いの花火を打ち上げることにしている。
阿見町にある二所ノ関部屋の大の里が、きょう第75代横綱に昇進し、伝達式の口上で「横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します」と決意を述べた。大の里は初土俵から所要13場所での横綱昇進となった。横綱が番付上の地位として明文化された明治42年以降、最も速い記録。きょう午前、日本相撲協会の使者2人が阿見町の二所ノ関部屋を訪れて、大の里と師匠の二所ノ関親方に伝達式で昇進を伝えた。日本出身横綱の誕生は、師匠で元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方が、平成29年の初場所後に昇進して以来8年ぶり。
地方で医療従事者の不足が続く中、岐阜県にある大学などが子どもたちに医療の仕事を知ってもらうためのボードゲームを作った。このボードゲームは岐阜医療科学大学などが開発し、岐阜市にあるボードゲームの店でお披露目された。骨折や火傷など、様々な病気やケガに応じて医師や看護師、診療放射線技師など13の職種の医療従事者のカードを組み合わせて治療すると、コインがもらえる仕組みで、カードの裏には仕事の内容が書かれている。大学が子どもに医療へのイメージを聞いたところ、「血を見るのでこわい」「夜勤があり大変そう」などの声が寄せられたということで、ゲームを通じて楽しみながら医療の仕事を知ってもらい、将来の選択肢の一つとして考えてほしいとしている。このボードゲームは岐阜県内の小中学校や高校に、今月から無償で順次、配布されている。
24日、京都市中京区にある武信稲荷神社でご神木のエノキの大木が倒れた。神社本殿の屋根が壊れるなどしたが、怪我人はなかったという。このエノキは樹齢が約850年で、京都市の天然記念物にも指定されている。地元では坂本龍馬が妻・おりょうに自分が生きていることを知らせようと、幹に「龍」の字を彫った木としても親しまれてきた。神社では根本を残すなど、今後の保存方法を検討することにしている。
大阪のデパートでは早くもお中元商戦がスタートした。コメの価格高騰を受けて、今年は炊き込みご飯など主食となりそうな食品の品揃えを去年より約3割増やしている。大阪・阿倍野区のデパートの特設売り場には、ビールやハムなどの定番商品に加え、今年は大阪・関西万博にちなんで、メキシコのタコスやタイのトムヤムクンをパックに詰めた商品など、海外のグルメが販売されている。大阪のほかの大手デパートでも、今後、店舗での販売を始めることにしていて、お中元商戦が本格化することになる。
私たちの生活の中で気を付けたい感染症の情報を伝える。NHKのニュースサイトに設けている感染症データと医療、健康情報のサイトを紹介。約20種類の感染症について感染状況のデータや予防対策に関する情報を伝えている。きょうはリンゴ病(伝染性紅斑)に注目する。都道府県ごとの感染状況を見ると、佐賀県を除いて全ての都道府県で上昇している。リンゴ病は風邪のような症状が出た後に頬などに赤い発疹が出るのが特徴で、過去に感染したことがない妊婦の場合は、流産や死産に繋がったり、胎児に異常が起きたりするおそれがある。リンゴ病の感染状況の推移は、今月18日までの1週間で一気に上昇している。全国の医療機関から報告された患者の数は、1医療機関あたり2.05人と、過去最も高くなった。都道府県ごとの感染状況は、多い順に栃木県で7.56人、群馬県で6.52人、山形県で6.27人、石川県で5.14人などと、全国各地で流行している。リンゴ病について厚生労働省は、妊娠中の人は特に注意が必要だとして、手洗いやマスクの着用といった感染対策を呼びかけている。この感染症データと医療、健康情報のページにはNHKのホームページやニュースサイトから進むことができる。
きょうの北海道内は広い範囲で晴れて各地で気温が上がり、夏日となっているところもある。気象台は「暑さに体が慣れていない人も少なくない」として、冷房の適切な利用やこまめな水分補給など、体調管理に注意するよう呼びかけている。
いぶりの豊浦町で特産のイチゴの収穫が最盛期を迎えている。豊浦町では80年以上前からイチゴの生産が盛んに行われていて、現在約20戸の農家が主に「けんたろう」と呼ばれる品種を栽培している。大岸地区にある北浦いちご農園では、先月下旬から始まった収穫が最盛期を迎えている。きょうは朝5時から真っ赤に熟したイチゴを1粒1粒丁寧に摘み取っていた。海沿いにある豊浦町では朝から霧が出て気温が上がりづらく、イチゴがゆっくりと熟し、甘味が凝縮されるという。今年は春先の寒さなどの影響で、例年より収穫が約1週間遅れたものの、生育は順調だという。豊浦町のイチゴの収穫は来月いっぱい続き、道内を中心に出荷される。
暑さが本格化する前に、熱中症対策を学んでもらおうと、高校で部活動をする生徒を対象にしたセミナーが、きのう鳴門市で開かれた。このセミナーは、高校で部活動をしている生徒が熱中症対策について学ぶことで予防につなげてもらおうと、県教育委員会が今年度から新たに始めた。きのう鳴門市の鳴門渦潮高校で開かれたセミナーには、野球部やサッカー部などに所属する高校2年生約60人が参加した。セミナーでは今年、県内で今月中旬に気温や湿度などをもとに算出する「暑さ指数」が、去年よりも1か月ほど早く、激しい運動を中止するよう求める厳重警戒の28以上を記録したことが説明された。その上で、のどの渇きを感じる前にこまめに水分を補給することや、栄養バランスのよい食事をとること、質のよい睡眠をとるといった基本的な熱中症の対策を呼びかけた。
夏の夜空を彩る打ち上げ花火の製造が、小松島市で最盛期を迎えている。大正5年創業の小松島市の会社では、梅雨の前のこの時期に打ち上げ花火の製造が最盛期を迎えていて、きょうは花火の玉に火薬をこめる作業などが行われた。職人は「星」と呼ばれる色を出して燃える火薬と、「割薬」と呼ばれる花火を割るための火薬を木槌で叩きながら、玉の中に隙間なくつめていた。そして、玉の強度を高めて花火が丸くキレイに開くようにするため、玉の外側にノリでクラフト紙を貼り付けた後、板を使って表面のムラをなくし、最後に天日干しをして乾燥させていた。この工場では直径6センチ~30センチほどの大きさの花火を、年間約5万発分製造していて、1発の花火を作るのに1か月はかかるという。完成した花火は四国や関西などに出荷され、花火大会などで夏の夜空を彩る。
気軽にスポーツに取り組み、健康づくりに役立ててもらおうと、鳴門市ではきょう市内の施設を使って様々な競技を楽しむイベントが開かれている。このイベントは毎年、鳴門市が開いている。きょうは市内にある12か所の体育館や道場などで、約30種類のスポーツの体験が行われている。このうち鳴門総合運動公園の体育館では、カーリングに似た「カローリング」の体験が行われた。40代~80代まで約120人が参加して、ローラー付きの円盤を滑らせ、11メートル離れた的の中心に近づけたり、相手チームの円盤を弾いたりして、得点を競い合っていた。
「トップモデルたちが最新ファッションを披露する「東京ガールズコレクション」(略してTGC)が今月6日香川県の県立アリーナで初開催となった。イベントには高松市在住の79歳の女性が市民モデルとして参加。79歳の女性が憧れのランウェイに挑戦する姿を取材した。今回高松市をPRしようと市が募集した市民モデルは市内在住または通勤通学をしている人が対象。参加者で最年長の山口順子さん(79)は持ち前の明るさで審査員を虜にし、最終審査を通過した10人が見事TGC香川への切符を手にした。本番前までは自宅でトレーニング、ストレッチやウォーキングに励んだ。いよいよ始まったスペシャルステージではオーディションで選ばれた市民モデル10人が登場し市をPR、山口さんは大トリを務めた。山口さんはTGCを終えた後も様々なことに挑戦し次は演劇のオーディションに合格したそう。
爽やかな香りとほのかな甘い味わいが特徴の初夏の味覚「そら豆」の全国への出荷がきょうから村田町ではじまった。町では年間70トン以上のそら豆を出荷する県内有数の産地で今が収穫の最盛期となっている。村田町のそら豆は全国の郵便局であさってまで注文を受け付け、今シーズンは約1000箱を出荷予定。
七ヶ宿町で子どもたちが地元の農家と交流しながらサツマイモの苗植えを体験した。きょうは地元の保育園児や小学生、それに高校生の合わせて60人余が町の農場を訪れた。八島徹也さんは「こういう体験を通していろんな苦労があってみんなが食べているんだと分かってもらい、できるだけ給食なども残さず食べてもらえたら」などと話している。きょう植えたサツマイモは秋頃に子どもたちと収穫予定。
鹿児島市に本社を置くスーパーマーケットの「タイヨー」が備蓄米の売り渡しについて、随意契約で1500トンの申請を行った。会社側は現段階では早ければ来月初旬にも店頭に並ぶ見込みとしていて、価格は5キロあたり2000円台を目安に検討している。
奄美大島でコリコリとした食感が特徴のもずくの収穫が最盛期を迎えていて、この時期でしか食べられない新鮮なもずくが引き上げられている。奄美大島のもずくは滑らかな舌触りとコリコリとした食感が特徴で、2月に種を付けた網を海に沈めた後約4か月で収穫期を迎える。例年並みの約15トンの生産量を見込んでいる。