私たちの生活の中で気を付けたい感染症の情報を伝える。NHKのニュースサイトに設けている感染症データと医療、健康情報のサイトを紹介。約20種類の感染症について感染状況のデータや予防対策に関する情報を伝えている。きょうはリンゴ病(伝染性紅斑)に注目する。都道府県ごとの感染状況を見ると、佐賀県を除いて全ての都道府県で上昇している。リンゴ病は風邪のような症状が出た後に頬などに赤い発疹が出るのが特徴で、過去に感染したことがない妊婦の場合は、流産や死産に繋がったり、胎児に異常が起きたりするおそれがある。リンゴ病の感染状況の推移は、今月18日までの1週間で一気に上昇している。全国の医療機関から報告された患者の数は、1医療機関あたり2.05人と、過去最も高くなった。都道府県ごとの感染状況は、多い順に栃木県で7.56人、群馬県で6.52人、山形県で6.27人、石川県で5.14人などと、全国各地で流行している。リンゴ病について厚生労働省は、妊娠中の人は特に注意が必要だとして、手洗いやマスクの着用といった感染対策を呼びかけている。この感染症データと医療、健康情報のページにはNHKのホームページやニュースサイトから進むことができる。