阿見町にある二所ノ関部屋の大の里が、きょう第75代横綱に昇進し、伝達式の口上で「横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します」と決意を述べた。大の里は初土俵から所要13場所での横綱昇進となった。横綱が番付上の地位として明文化された明治42年以降、最も速い記録。きょう午前、日本相撲協会の使者2人が阿見町の二所ノ関部屋を訪れて、大の里と師匠の二所ノ関親方に伝達式で昇進を伝えた。日本出身横綱の誕生は、師匠で元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方が、平成29年の初場所後に昇進して以来8年ぶり。