ニュースウオッチ9 (ニュース)
東京消防庁本部機動救急隊は所属する隊員60人全員が救急救命士の資格を持ち、都市部を中心に熱中症や事故などの対応に当たっている。NHKはきのうまでの3日間、本部機動デイタイム救急隊に密着。取材した3日間で計15人を搬送、うち3人が熱中症の疑いだった。東京消防庁救急部・小林孝之救急指導係長は「暑さに比例して救急出勤件数が増える傾向」などとコメント。きょうも広い範囲で気温が上がり東京都心も5日連続の猛暑日に。この夏に熱中症の疑いで搬送された人が今月17日までに6727人に上り、過去最多だった去年を上回るペースで増えていることが分かった。熱中症に詳しい専門家、日本医科医学大学院医学研究科救急医学分野・横堀教授は「熱中症は初期症状を早く認識することが大事」などとコメント。来週まで厳しい暑さが続き熱中症には注意が必要。
