午後LIVE ニュースーン おとりよせ@東京
首都圏ネットワークのルポルタージュ東京は、各地で無数にある現場に取材者がおもむいてそこから今の時代を切り取っている。
都庁のプロジェクションマッピングは費用が24億円ほどかかっている。連日多くの人で賑わっている。その一方、週末の昼過ぎには無料配布の食料をまつ人達が長い列を作っている。毎回700人ほどが訪れているという。食料が配られる毎週土曜日、生活に困窮する人達を支援するNPO法人のスタッフが準備を始めている。企業などから寄付された食料品を用意している。配布が始まる2時間ほど前、既に都庁前には多くの人たちが集まっている。食料は配り始めてから20分ですべてなくなった。食料を求める人達が殺到し、大きな社会問題になった年越し派遣村。このとき支援の対象だったのはリーマンショックの影響で仕事や住まいを失った人が中心だった。いまはコロナ禍などで過去最悪の状況になっているという。松本さんはコロナ禍で失業し、食料配布に通っている。いまは生活保護を受けて都内で一人暮らしをしている。仕事があっても食料配布に頼るという人もいた。村田さんは物価高の影響が深刻だと感じているという。村田さんは都庁前の食料配布だけではなく、複数の支援現場に通っている。
食料支援に関するトーク。伊藤海彦は「私もこういった現場を取材したことがありますが、みなさん複数の支援現場を回っていて凄く日焼けしていた」などと話した。