首都圏ネットワーク (ニュース)
きょう、渋谷区の子どもの文化交流施設、旧こどもの城や旧青山病院を含む周辺都有地の活用方法について有識者が集まって検討する会がオンラインで開かれた。この中で都側からは建設から50年を超えて老朽化が進んでいる港区の有栖川宮記念公園にある都立中央図書館についてこの地区に移転する方向性が示された。新たな図書館には調査や研究といった従来の役割だけでなく交流や創造活動を生み出す機能を持たせたいとしている。また、この地区にデジタル技術に対応した1200席規模の新たな劇場を整備し子どもが芸術文化に触れる機会を設けたいとしている。きょうの検討会では反対意見はなく、都はこの方向性をさらに具体化させることにしている。