- 出演者
- 船木正人 寺門亜衣子 江原啓一郎 黒田菜月
オープニング映像とオープニングの挨拶。
今回は曜日の並びで最大9連休も見込める年末年始、旅行や帰省などで長く家を留守にする方もいると思う。そこで心配になるのが空き巣の被害。どんな対策をしたらいいのか専門家に聞いてきた。話を聞いたのは地域安全を研究しているステップ総合研究所の清永奈穂所長。もともと秋から冬にかけては空き巣が多くなる。空き巣対策には大きくご覧の3つを柱に説明してもらった。1つ目は留守と悟られないようにする対策。具体的にはカーテンは閉める。家の中をのぞかれて人けがないことが分かってしまわないようにするため。一方で、室内の照明をつけたままにしておくと誰かいるかもしれないと侵入を思いとどまらせる効果があるそう。また新聞の配達を止めること。さらに、SNSでも不特定多数の人たちに旅行の予定や旅行中の様子をアップするのも注意が必要。2つ目は狙われても簡単に侵入させない対策。さらに窓ガラスが割れづらくなるシートを貼ることや敷地内の隙間に植木鉢などを置き侵入しにくくすることも有効。そして3つ目は不審な動きに日頃から注意しておくこと。見慣れない人や車がいないか、年齢や家族構成を探るような不審な電話がかかってきていないかなどに日頃から地域で目配りし不審な点があれば警察の相談専用窓口#9110などに相談することも被害を未然に防ぐことにつながるという。
医療費が高額になった場合に自己負担を抑える高額療養費制度が見直され、来年8月からひとつき当たりの負担の上限額が引き上げられることになった。高額療養費制度の見直しは来年度予算案の決定に向けた福岡厚生労働大臣と加藤財務大臣との折衝で決まった。再来年8月からは年収の区分をさらに細かくしたうえで再来年と3年後の2027年の2段階で上限額を引き上げるとしている。高額療養費制度の自己負担の上限額引き上げにがん患者とその家族で作る団体は危機感を募らせている。団体では治療の長期化に伴い毎月の自己負担の上限額が下がっていくような緩和策を求めて厚生労働省に要望書を提出している。
千葉県船橋市の子育て支援施設に現れたのは、ふなっしー。市内にある児童ホームで行われていたイベントにサプライズで登場。毎年クリスマスの時期にサンタクロースの衣装を着たふなサンタとして地元の船橋市内でクリスマスプレゼントを配って子どもたちと交流している。弟のふなごろーや飼い猫のふにゃっしーなどと一緒に縫いぐるみやキーホルダーなどを配り子どもたちはうれしそうに受け取っていた。
正月三が日におよそ300万人が初詣に訪れる成田山新勝寺では毎年この時期に大しめ縄の飾りつけが行われる。けさは寺の職員7人で長さ6.6メートル、重さ200キロの大しめ縄を担いで大本堂の前に運んだあとクレーン車でつり上げて高さ6メートルの木の枠にくくりつけた。大しめ縄は五穀豊じょうを願って地元の農家から集めた2500束のわらを使い2か月ほどかけて作られたもので照範じめと呼ばれる稲穂をつるしたような独特の形が特徴。大しめ縄の両脇には高さが8メートルを超える縁起物の松と竹も飾られ、新年を迎える準備が進められた。大しめ縄は来月28日まで設置されるという。
関東の気象情報を伝えた。
一般の人がAEDを使用できるようになってことしで20年。設置は全国で69万台に上っている。その一方でAEDがあるにもかかわらず使われない、使っていいのか分からないという課題も浮き彫りになってきた。さいたま市ではAEDが使われずに亡くなった小学生の事故をきっかけに取り組みを進めている。きっかけは学校でのある事故だった。2011年9月、さいたま市の当時小学6年生の桐田明日香さんが駅伝の練習中に倒れ亡くなった。駆けつけた教師たちはけいれんなどがあったために心臓が止まっていると思わず学校に設置されていたAEDが使われることはなかった。母親の桐田寿子さんは「AEDを使っていれば娘は救われたかもしれない」と同じように悲しむ家族を作りたくないと強く思った。寿子は教育委員会と協力して教職員向けの救急対応マニュアルを作った。その名もASUKAモデル。小中学生向けの救命教育のもとになった。電気ショックが必要かはAEDが判断し、このため迷わず迅速に対応することが重要だと教える。AEDの設置場所にも変化があった。さいたま市のすべての公立中学校では校門にAEDが設置された。24時間、学校に人がいないときでも誰でも使えるようにするためだ。AEDは専用のケースに入れられ暑さと防犯の対策が施された。AEDの校門設置から1か月後。去年12月、生徒がAEDを持ち出して倒れた人を助けようと行動に移した。商業施設を訪れていた生徒たちは駐輪場で女性が倒れたのを目にした。女性の意識がないことを知った生徒はすぐさま消防に通報した。ほかの生徒もAEDを探しに走った。とっさに思いついたのは学校の校門に設置されたAEDだった。中学校までは250メートル、AEDを抱えて駐輪場に戻った。AEDはその場に居合わせた大人が装着。女性は救急車に搬送され一命を取り留めた。専門家は行動するには自分事として捉えることが大切だと指摘する。AED普及のきっかけとなった事故から13年。母・寿子さんは救命教育で多くの命が救われることを願っている。取材した中学校の生徒たちはいざというときに対応できるようみずから学校周辺のAEDを調べ設置場所を地図に落とし込んで生徒手帳とともに持ち歩いているという。
コンビニエンスストア越しに富士山を撮影できるとして多くの観光客が訪れる山梨県富士河口湖町の店舗近くの横断歩道について町は目立たせて利用を促そうと白と緑で塗り直す対策を取った。富士河口湖町にあるコンビニ周辺では店舗越しの富士山を撮影しようと外国人観光客などが集まり交通量が多い道路の横断などが相次ぎ町はことし5月、歩道沿いに幕を設置した。その後、町は幕を外し歩道沿いに防護柵を設置するなどの対策を講じた。しかし雪化粧した富士山を目当てに再び観光客が集まるようになり危険な横断が目立ってきたため町は昨夜、店舗近くの2か所の横断歩道を目立たせるため白と緑色で塗る作業を行った。きょうも多くの観光客が訪れ横断歩道を渡る姿が見られたが一部で危険な横断も確認された。町は重大な事故につながるおそれがあるので横断歩道を利用してほしいとしている。
- キーワード
- 富士山富士河口湖町富士河口湖町(山梨)
客からの迷惑行為などのカスタマーハラスメントいわゆるカスハラを防ぐ東京都の条例が来年4月、全国で初めて施行されるのを前に都は土下座の強要など具体例を示したガイドラインを公表した。ガイドラインでは土下座の強要や長時間の居座りや電話、撮影した顔や名札を無断でSNSに公開することなどをカスハラにあたる可能性がある行為として例示している。一方で正当なクレームは不当に制限されないことなど事業者や公的機関が消費者や住民の権利を侵害しないよう記されている。また条例では事業者にも対策を取るよう定めているためガイドラインではカスハラを行った客に対して複数人で対応することや被害に遭った従業員向けの相談窓口を設置することなどを例示している。都は各業界団体や事業者を対象にしたカスハラに対応する共通マニュアルを今年度中に作成し条例の実効性を高めたい考え。
- キーワード
- 東京都
きょう、渋谷区の子どもの文化交流施設、旧こどもの城や旧青山病院を含む周辺都有地の活用方法について有識者が集まって検討する会がオンラインで開かれた。この中で都側からは建設から50年を超えて老朽化が進んでいる港区の有栖川宮記念公園にある都立中央図書館についてこの地区に移転する方向性が示された。新たな図書館には調査や研究といった従来の役割だけでなく交流や創造活動を生み出す機能を持たせたいとしている。また、この地区にデジタル技術に対応した1200席規模の新たな劇場を整備し子どもが芸術文化に触れる機会を設けたいとしている。きょうの検討会では反対意見はなく、都はこの方向性をさらに具体化させることにしている。
まもなく発生から1年となる能登半島地震ではペットとの避難も課題となった。こうした中、神奈川県茅ヶ崎市の地区では災害が起きたときに避難所でペットの受け入れを専門に担うスペシャリストを育成している。市では3年前から避難所の入所開設運営訓練を実施してきたがペットも避難所に連れていきたい、けれど不安という住民の声が高まってきた。ただ、受け入れ態勢は指定避難所ごとに対応が異なっている。そこで、この地区で始めたのが地区独自の資格制度、ペット避難所管理リーダーの創設。動物を専門的に受け入れケアするスペシャリストチームの育成を始めた。カリキュラムは3段階。第1段階では保健所で定められたガイドラインと地域の災害の危険度の確認を座学で学び、続いて第2段階ではペット避難所開設のリーダースキルを図上訓練。さらに災害時のペットフードについて学び、最後は獣医師を迎え、災害時の応急手当てを身につける。今期、受講者を回覧板などで呼びかけたところ犬や猫の飼い主38名が集まった。そして、動物が苦手な人も集まる避難所でも専門のスペシャリストが対応することで安心な同行避難を実現した。
- キーワード
- 令和6年能登半島地震茅ヶ崎市(神奈川)
きょうは大田区や葛飾区、新宿区などに特殊詐欺の電話がかかってきている。先月、横浜市緑区に住む60代の男性の携帯電話に警察官を名乗る者から連絡があり、マネーロンダリング事件で捜査している。逮捕した犯人が、あなたから口座を買ったと言っているなどと言われた。男性はその後、通信アプリでのやり取りに誘導されたあと警察官や検察官を名乗る別の相手からも連絡がありこう言われた。犯罪に使われたお金があなたの口座に隠されている可能性があり、共犯になる。確認させてもらうので振り込んでほしい。信じた男性は指定された口座に現金合わせて3450万円を振り込みだまし取られてしまった。突然、警察官などから犯罪に関係するお金が自分の口座に入っていると言われると驚いてしまう。さらに、確認するために振り込んでほしいなどと言われると、犯罪に関わっていないことを証明しようと振り込んでしまうかもしれない。しかし、それが詐欺グループのねらい。たとえ相手が警察官などを名乗っていてもお金を要求されたらそれは詐欺。こうした電話があったらすぐに切って警察に相談を。
国内の市区町村で最も多い7400人余りのインド人が生活している東京・江戸川区で区と地元の経済団体がインド系企業の団体と協定を結び地域経済の活性化に向けて連携していくことになった。協定では区内の中小零細企業と在日インド系企業のビジネスマッチングのほか区内の企業のIT化の支援に取り組むことにしていて地域の自治会にインド人も加わってもらうなど交流を深めることにしている。
千葉交響楽団は来年で創立40周年を迎えるということでさまざまな企画が用意している。1月のニューイヤーコンサートではお祝いの曲である祝典行進曲や私たちも前に向かって進んでいきたいという思いを込めて演奏する。また来年の12月になるが40周年記念事業として第九の演奏会を開催する予定だ。さらに毎年、県内各地を150回程度、演奏に回っている。
きょう伝えた内容を紹介。このあとはNHKニュース7。